ラルク シングル「BLESS」2010オリンピック放送テーマソング

「BLESS」

2010年1月27日、L’Arc～en～Ciel シングル「BLESS」がマキシシングルとしてリリースされました。発売直後のオリコン週間シングルチャートで、週間2位を獲得しています。Billboard JAPAN 楽曲総合チャートでも週間2位を獲得しています。

作詞、作曲、編曲

作詞 : hyde　　作曲 : hyde
編曲 : L’Arc～en～Ciel ＆ 岡野ハジメ、久米大作

どんな曲？

収録アルバム

「BLESS」は、2012年2月8日にリリースされる『BUTTERFLY』の5曲目に収録されています。『BUTTERFLY』は後日 特集します。

タイアップ

2010年2月12日から開催されたバンクーバーオリンピック、パラリンピック NHK放送テーマソングに採用されました。NHKのテーマソングのほか、大会前の特集番組やPRスポットにも採用されています。
L’Arc〜en〜Cielを起用した理由について NHK広報は「世代や性別を超えて幅広く支持されるアーティストであることや、スポーツの魅力や感動を独特の表現力で伝えられることなどを最大のポイントとしました」とコメントしています。

カップリング曲

カップリング曲として「BLESS」のコンチェルトバージョン、パートチェンジバンド（ボーカル tetsu、ギター hyde、ベース yukihiro、ドラム ken）P’UNK〜EN〜CIELのアレンジ曲が収録されています。

「BLESS -Concerto-」

「BLESS」のhydeのメインボーカルなしの コンチェルトバージョン。
・どんな曲？…原曲よりゆったりとした曲調で、コンチェルトの優しい音色でオーケストラのような優しい音色の曲。

「ROUTE 666 -2010-」（P’UNK〜EN〜CIEL）

「ROUTE 666」をパートチェンジバンド、P’UNK〜EN〜CIELで演奏しています。
「ROUTE 666」はアルバム『REAL』の収録曲です。
・どんな曲？…原曲はゴリゴリのロックだが、ノリの良いポップロックテイストにアレンジしている。

「BLESS (hydeless version)」

「BLESS」のhydeのメインボーカルを抜き取ったバージョン。
・どんな曲？…オーケストラのように壮大で美しいメロデイーの曲。

「ROUTE 666 -2010- (T.E.Z PUNKless version)」(P’UNK〜EN〜CIEL)

「ROUTE 666 -2010-」のT.E.Z  P’UNKのメインボーカルを抜き取ったバージョン。
・どんな曲？…T.E.Z の声が入っていない分、よりパンクっぽく聞こえる。

エピソード

「BLESS」は2010年1月27日リリースですが、前年12月6日に NHK総合番組『MUSIC JAPAN』に出演してテレビ初披露しています。また同日に NHK総合スポーツ情報番組『サンデースポーツ』にも出演しインタビューやレコーディングの様子が放映されています。

NHK紅白歌合戦 出場

2010年2月から開催されたバンクーバーオリンピック、パラリンピック NHK放送テーマソングに採用されたこともあり、2010年12月31日に放送された『第61回NHK紅白歌合戦』に出場しています。L’Arc～en～Cielの紅白歌合戦出場は 10年ぶり4度目の出場になります。

L’Arc～en～Cielは現在までに5回 紅白歌合戦に出場しています。
第49回（1998年）「HONEY」
第50回（1999年）「HEAVEN’S DRIVE」
第51回（2000年）「STAY AWAY」
第61回（2010年）「BLESS」
第62回（2011年）「CHASE」

オリンピック選手を祝福

「BLESS」はベース、ギター、ドラム以外の弦楽器、金管楽器、木管楽器、鍵盤打楽器を駆使し時間をかけて制作されました。
原曲はオリンピックの提供依頼がくる前にできていましたが、完成はしていない状態で保留になっていました。オリンピックのテーマソングの話がきたことから、この曲を活かせないかということになり、Pro Toolsでアレンジをしたり色々試みたのですが思うようにいかず、再度レコーディングをし直しました。
歌詞を手掛けたhydeは歌詞に大変苦労した様子で、約1か月ほど時間をかけて歌詞をつけたそうです。
「bless」は直訳すると「祝福する」です。hydeは「包み込んであげるような感じというか、よくやったねって抱きしめてあげるような曲になればいいなと思ったんです」と語っています。