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hyde 背中の初期タトゥーのデザインは? 

hydeの背中のタトゥーは、10月8日から始まった『CLUB CIRCUIT 2000 REALIVE』の中で初めてファンに披露されました。背中上部に羽根のデザインのタトゥーです。

勝利の女神サモトラケのニケの羽根

hydeはタトゥーのデザインについては5年ほど時間をかけています。デザインのモデルとなったのは、フランスのルーブル美術館に展示してある『サモトラケのニケ』です。大理石でできた翼のはえた勝利の女神ニケの彫像です。

hydeのこだわり

hydeは羽根のデザインのタトゥーを入れようと思ってから5年もの時間をかけて絵を探していました。
しかし羽根の内側の写真や絵はたくさんあるのですが、外側の絵がなくて、ファンクラブでも公募していました。
ファンからたくさん送られてきたのですが気に入るものがなく、当時はインターネットも一般的に普及してなかったことから、自分が好きな羽根の内側がある『サモトラケのニケ』をモチーフとしました。
羽根の外側を描きたくて『サモトラケのニケ』の石膏像を購入して羽根の内側の形を描きとりますが、肝心の外側がなかったため、いろんな天使の本などを参考に、自分なりに こんな感じかなと 約1年かけて羽根の絵を描きました。

タトゥーを入れた理由

hydeはタトゥーを入れた理由のうちの一つとして「ミュージシャンとして食っていく覚悟」と語っています。
サモトラケのニケは勝利の女神なのですごく縁起がいいなと思ったことも理由の一つです。

「もしも何でも自由にできるとしたら、僕はたぶん空を飛ぶと思うんです。羽根って、自分にとってそういう憧れの象徴に近いのかな。曲名に使ったりもしていますが、モチーフとして使いやすいっていうのもありますね。背中に羽根の刺青を入れたのは、美しさもあるけど、夢もあるから好きなんだろうなと思うんです。」 
引用:2016年 HYDEをより理解するための6つのキーワード

たしかにhydeの歌詞の中には「自由」、「空」、「羽根」などのキーワードを含む歌詞が多いですね。特にアルバム『Tierra』の10曲目「White Feathers」のイメージがあります!

両親の意外な反応

hydeは背中のタトゥーを両親に見せていますが、その際、父親から反対されたり怒られることもなく「もっとええのなかったんかい」と言われてしまいます。それほど派手ではなく羽根のデザインであったため、ファンシーに思われたようです。

hydeのタトゥーへの想い

hydeは学生の頃、デザイナー、画家になるために専門学校を出ているだけあり、絵に対するこだわりや想いはすごく強く、最初のタトゥーのデザインモチーフを探すのに5年も費やし、モチーフを見つけてからさらに1年かけて理想とする羽根の絵を描きました。
近年ではさらにタトゥーを派手にいれていますが、「HYDE 上半身のタトゥーが激しい」をご覧ください。

L’Arc~en~Ciel、hydeの熱狂的なファンの中には、hydeを真似てタトゥーを入れる、入れたいファンもいることから「よく考えて、後悔しても知らないよ」と あまりおすすめはしていません。
日本では、まだまだタトゥーについての理解が薄いため、偏見や差別、温泉やプールに入れないなどデメリットもたくさんありますので、安易にタトゥーは入れないようにしましょう。