ラルク シングル「DRINK IT DOWN」デビルメイクライ4 テーマソング

「DRINK IT DOWN」

2008年4月2日、L’Arc～en～Ciel シングル「DRINK IT DOWN」がマキシシングルとして発売されました。発売直後のオリコン週間シングルチャートで、通算20作目の週間首位を獲得しています。Billboard JAPAN 楽曲総合チャートでも週間2位を獲得しています。

作詞、作曲、編曲

作詞 : hyde　　作曲 : yukihiro
編曲 : L’Arc～en～Ciel

どんな曲？

収録アルバム

「DRINK IT DOWN」は、2012年2月8日にリリースされる『BUTTERFLY』の7曲目に収録されています。『BUTTERFLY』は後日 特集します。

タイアップ

2008年1月31日発売のPlayStation 3「Xbox 360」PC用ゲーム『DEVIL MAY CRY 4』のテーマソングとして採用されました。
2015年6月18日発売の同ゲームの『DEVIL MAY CRY 4 Special Edition』のテーマソングとして採用されました。

カップリング曲

カップリング曲として「DRINK IT DOWN」のボーカル抜きのほか、パートチェンジバンド（ボーカル tetsu、ギター hyde、ベース yukihiro、ドラム ken）P’UNK〜EN〜CIELのアレンジ曲が収録されています。

「Dune 2008」(P’UNK〜EN〜CIEL)

「Dune」をパートチェンジバンド、P’UNK〜EN〜CIELで演奏しています。
「Dune」はアルバム『Dune』の収録曲です。
・どんな曲？…原曲をかなり歪ませたようなメロデイーでポップテイストになっている。

「DRINK IT DOWN (hydeless version)」(L’Arc〜en〜Ciel)

「DRINK IT DOWN」のhydeのメインボーカルを抜き取ったバージョン。
・どんな曲？…メロディアスで十分にカッコいいが、やはりhydeの声があっての曲。

「Dune 2008 (TETSU P’UNKless version)」(P’UNK〜EN〜CIEL)

「Dune」のTETSU P’UNKのメインボーカルを抜き取ったバージョン。
・どんな曲？…TETSUの声が入っていない分、よりパンクっぽく聞こえる。

エピソード

「DRINK IT DOWN」はyukihiroが作曲した数少ない曲のうちの1曲です。2005年4月発表の「New World」もyukihiro作曲ですが、hydeとの合作となっているためyukihiro単独でのシングル作曲は初めてになりました。

PlayStation 2 アクションゲーム『DEVIL MAY CRY 4』

yukihiroは『DEVIL MAY CRY 4』シリーズの始まりである『DEVIL MAY CRY』にソロ活動で制作した曲「ring the noise」をイメージソングとして提供しており、この縁で『デビルメイクライ4』のテーマソングのオファーがありました。yukihiroはこのゲームが大好きであったため是非やりたいと引き受けたそうです。

hydeとkenも『DEVIL MAY CRY』もゲームをしていたこともあり、hydeは世界観がほぼ全部わかっており愛着もあったことから、ゲームに登場するキャラクターと自分を重ねながら作詞作業を行いました。

曲のアレンジ作業

yukihiroは楽曲制作にあたり、ゲーム映像を見て、最初はゴシックな感じにしたいっていう気持ちがあり、とりあえずリズムが踊れる感じで、頭にちょっと怖い感じの導入部があって、ギターのリフもので進めていくっていうイメージで作りましたと語っています。

アレンジ作業はメンバー4人で活発に行われました。イントロの音はkenの提案でyukihiroが音を作り、サビの後半はtetsuの提案でメロデイーが作られました。yukihiroは音楽的に認めているメンバーなのでアレンジされるのは光栄なこと と語っています。

hydeはこの曲のアレンジ作業を振り返り、今回こんなにみんなで一生懸命アレンジするのは久しぶりだから作ってよかったなぁと思う。バンドらしくていいなぁと思いながらアレンジしてました。本当に楽しかった語っています。2007年6月から開催したホールツアー「Are you ready？ 2007 またハートに火をつけろ！」で訪れた富士急ハイランドのお化け屋敷でこの歌詞の着想を得たそうです。

kenは、yukihiroとhydeが言ってたこの曲に合ったリフってどんなんだ？っていろいろ考えながら弾いて行くのは楽しかったし、ギターの音像的なアイディアを思いついて、いい感じに聴こえるようにこの曲に注ぎ込んだりするのも楽しかった と語っています。

ミュージックビデオ

「DRINK IT DOWN」のミュージックビデオは、謎の洋館に迷い込んだラルクメンバーが鏡の中の美しいヴァンパイア（吸血鬼）と対峙するような内容になっています。ゴシック調の美しくも妖しい雰囲気のミュージックビデオになっています。
映像の一番最後のシーンでメンバーが洋館で倒れている場面があり、その後 誰かの口元が映り、牙を剥いたところで終了します。ラルクファンであればすぐにyukihiroだとわかりますね。