「自由への招待」
2004年6月2日、L’Arc~en~Ciel シングル「自由への招待」がCCCD(コピーコントロールCD)として発売されました。発売直後のオリコン週間シングルチャートで、前作「瞳の住人」に続く4作連続通算13作目となる週間首位を獲得しています。
作詞、作曲、編曲
作詞 : hyde 作曲 : tetsu
編曲 : L’Arc~en~Ciel & 岡野ハジメ
どんな曲?
tetsuらしいポップで疾走感のある曲調。弾むようなメロディーラインのギターとベース、リズミカルなドラム、hydeの力強い歌声、激しくも爽やかさも漂う曲です。
収録アルバム
「自由への招待」は、2005年6月22日に発売される『AWAKE』の9曲目に収録されています。アルバム『AWAKE』については後日特集します。
タイアップ
2004年5月12日からダイハツ(自動車メーカー)の「MOVE CUSTOM Vセレクション」のCMソングに採用されました。ダイハツは1998年5月にもアルバム『HEART』の収録曲「Shout at the Devil」を採用しています。
疾走感のある曲ですので車のCMにピッタリですね。
カップリング曲
カップリング曲として「自由への招待」のボーカル抜きのほかに、P’UNK〜EN〜CIELによる「milky way」が収録されています。「milky way」はアルバム『HEART』に収録されています。
「自由への招待 (hydeless version)」
「自由への招待」のhydeのメインボーカルを抜き取ったバージョン。
・どんな曲?…歌がないカラオケバージョン。弾むようなポップなメロディーだけどやっぱりhydeの歌声がないと物足りない!
「milky way」(P’UNK〜EN〜CIEL)
「milky way」をパートチェンジバンド、P’UNK〜EN〜CIELで演奏しています。
・どんな曲?…原曲は可愛い雰囲気の曲ですが、パンクロック調にアレンジ。
・パートチェンジバンドの「P’UNK~EN~CIEL」は、ボーカル tetsu、ギター hyde、ベース yukihiro、ドラム ken が担当しています。
・「P’UNK~EN~CIEL」ではメンバーがアーティスト名義を変更し、tetsuは「TETSU P’UNK(後にT.E.Z P’UNKに改名)」、hydeは「HYDE P’UNK」、yukihiroは「YUKI P’UNK」、kenは「KEN P’UNK」を名乗り活動しています。
「milky way (TETSU P’UNKless version)」
P’UNK〜EN〜CIEL「milky way」のTETSU P’UNKのボーカルを抜き取ったバージョン。
・どんな曲?…歌がないカラオケバージョン。逆にTETSU P’UNKのポップなボーカルがない分、パンクっぽく聞こえる。
yukihiroが特にパンクっぽいですね! hydeのギターは違和感なし。 tetsuは存在自体がポップ!? kenは慣れないドラムを一生懸命なのが可愛い。
エピソード
「自由への招待」は2003年に開催した「Shibuya Seven days 2003」のリハーサルの合間に tetsuとyukihiroが昔の曲ばかり練習をして飽きてきたことで、新曲でも作ろうと思い、tetsuの弾き語りで2人で軽く原曲を作ったそうです。
作詞を担当したhydeは「自由への招待」の作詞作業をしていたころ、自身のソロ活動とL’Arc〜en〜Cielのレコーディングを並行して行っていたため かなり多忙で「忙しいから自由が欲しい、それを一番冗談ぽく書いた」「自由が欲しい、その扉しか自分の中で開かないたいな感じ」で作詞をしたと語っています。
L’Arc~en~Cielはインディーズの頃から曲が完成するまで仮タイトルを付けていることが多いのですが「自由への招待」仮タイトルは「ハンバーグと目玉焼き」と名付けられていました。作曲者であるtetsuが、曲ができた時に食べた昼食を付けたそうです。可愛い仮タイトルですね。
P’UNK〜EN〜CIELについて
P’UNK〜EN〜CIELができたきっかけは、前シングル「瞳の住人」のカップリング曲「READY STEADY GO」を録った際、ボーカルチェンジをしたのですが、その時からパートチェンジもしてみようとhydeがアイデアを出して始まった企画だそうです。
P’UNK〜EN〜CIELでセルフカバーを作成する時は、楽曲の選定、アレンジは、メンバーが持ち回りで担当する決まりとなっています。「milky way」は、hyde(HYDE P’UNK名義)が選曲、アレンジを担当しています。
ミュージックビデオについて
「自由への招待」のミュージックビデオは、主人公が謎のブレスレットを拾うところから始まり、女の子のところに導かれていくというストーリーとなっています。
L’Arc~en~Ciel 公式YouTube から「自由への招待」の music clip が視聴できます。ちょっとしたドラマのような music clipです。