「Killing Me」
2005年1月13日、L’Arc~en~Ciel シングル「Killing Me」がマキシシングルとして発売されました。発売直後のオリコン週間シングルチャートで、前作「自由への招待」に続く5作連続通算14作目の週間首位を獲得しています。
作詞、作曲、編曲
作詞 : hyde 作曲 : hyde
編曲 : L’Arc~en~Ciel & 岡野ハジメ
どんな曲?
ドラムイントロからの ギター、ベース、hydeの勢いのある歌声でグッと惹きつけられるメロディー。疾走感があり王道のロックナンバー。ライブではさらにアップテンポになり最高に上がります!
収録アルバム
「Killing Me」は、2005年6月22日にリリースされた『AWAKE』の5曲目に収録されています。アルバム『AWAKE』もせひご覧ください。
タイアップ
2005年1月5日からテレビ朝日の番組「Matthew’s Best Hit TV」のエンディングテーマとして採用されました。
「Matthew’s Best Hit TV」はお笑い芸人の藤井隆が別名マシュー南として司会をしていた音楽バラエティー番組で、ゲストとの掛け合いが面白かったです。
カップリング曲
カップリング曲として「Killing Me」のボーカル抜きのほかに、P’UNK〜EN〜CIELによる「Round and Round」が収録されています。「Round and Round」はアルバム『True』の収録曲です。
「 Round and Round 2005」P’UNK〜EN〜CIEL
「Round and Round」をパートチェンジバンド、P’UNK〜EN〜CIELで演奏しています。
・どんな曲?…yukihiroの「1234!」から始まるパンクロック調にアレンジされた曲。
・タイアップ…2005年4月から中国にてヤクルト「養楽多」CMソングに採用されました。
「 Round and Round 2005 feat.P’UNK青木」P’UNK〜EN〜CIEL
P’UNK青木とは、お笑いタレントの青木さやかです。ラルクと共演したいという強い希望があり実現しました。P’UNK青木はコーラスとピアノを担当しています。
・どんな曲?…ちょっと青木さやかがうるさいのですが、これもラルクのお遊びですね。
「Killing Me」 (hydeless version)
「Killing Me」のhydeのメインボーカルを抜き取ったバージョン。
・どんな曲?…歌がないカラオケバージョン。運動会などでBGMとして流すと盛り上がりそう。
「Round and Round 2005」 (TETSU P’UNKless version)
「Round and Round」をパートチェンジバンド、P’UNK〜EN〜CIELで演奏し、TETSU P’UNKのボーカルを抜いたバージョン。
・どんな曲?…原曲とは全く違うメロディーラインのパンクロック曲。激しいドラムが印象的。
この頃のL’Arc~en~Cielは音楽バラエティー番組などにも多く出ていて、いろんな芸人やタレントと面白いトークをしたりしています。青木さやかとのセッションとはびっくりです!
エピソード
作詞、作曲をしたhydeはライブで盛り上がる曲を作りたいと思い制作したそうです。
想定通り「Killing Me」はライブではアップテンポで演奏されて すごく盛り上がる曲になりました。
hydeの苦悩?
「Killing Me」はhydeにとって大変苦労した曲のひとつで、kenもどんなリズムで演奏していいのか わからなかったくらい誰にも理解できない難しい曲だったのですが、メンバーで意見を出し合いアレンジを重ねていくうちにまとまっていったそうです。
作詞も最初はタイトル以外なにも出てこなかったと語っています。hydeは愛や平和、理想と現実など胸の奥に秘めた想いを歌詞に入れていますが、「Killing Me」はhydeの様々な想いやモヤモヤがグチャグチャになって入った曲だったそうです。
「Killing Me」の作詞にあたり、2004年に公開された映画『下弦の月〜ラスト・クォーター』に出演した際にhyde自身が演じたキャラクター、アダム ラングを意識し、このアダムってキャラクターはこういう奴なんじゃないかなと思いながら作詞したそうです。
「Killing Me」は仕上がるまでにアレンジが二転三転し大変苦労した曲でしたが、hydeは こうやって長い遠回りをすることが曲の経験になったし、その中でみんなの懐が見えたりもした。最終的にすごくオリジナリティのあるロックンロールになったので、そういう意味では回り道もよかったと今になっては思うと語っています。
L’Arc~en~Ciel 公式YouTube から「Killing Me」の music clip が視聴できます。ポップで独特の世界観の music clipです。