L’Arc~en~Cielのメジャーデビュー10周年を記念して、1993年4月10日にリリースされたL’Arc~en~Ciel初のアルバム『DUNE』の復刻盤がリリースされました。
『DUNE-10th Anniversary Edition』
L’Arc~en~Ciel デビュー10周年を記念して、1993年にリリースされたファーストアルバム『DUNE』にボーナストラック3曲を加えて、2004年4月21日に復刻盤『DUNE 10th Anniversary Edition』がリリースされました。
リリース直後のオリコン週間アルバムチャートにおいて、週間5位を獲得しています。
収録曲
- Shutting from the sky
- Voice
- Taste of love
- Entichers
- Floods of tears
- Dune
- Be destined
- 追憶の情景
- As if in a dream
- 失われた眺め
- Floods of tears (single version)
- 夜想花
- 予感
『DUNE-10th Anniversary Edition』にはボーナストラックとして インディーズ時代の『DUNE』発売以前に限定1000枚のみ発売された幻のシングル盤「Floods Of tears」とそのカップリング曲の「夜想花」、音楽雑誌の特典音源として録音された「予感」が追加された全13曲のスペシャルアルバムです。デジタルリマスタリングされているので、より音がクリアになっています。
曲について(作詞 : 作曲、ラルねこの感想)
収録曲の1.~10.については ラルク アルバム『DUNE』 をご覧ください。
「Floods Of tears」-Single Version-
作詞 : hyde 作曲 : tetsu
特徴的なオルゴールがアルバムと逆の最初に入り、歌い方も曲調も違いがあります。
「夜想花」
作詞 : hyde 作曲 : ken
全体的に幻想的でダークなバラード曲。暗闇のような雰囲気のメロディー。
「予感」
作詞 : hyde 作曲 : ken
ギターとドラムのリズムが心地よいアップテンポの曲。hydeの歌い方がせつない。
「Floods of tears/夜想花」のレコーディングでkenはギターの他にキーボードも担当しています。「夜想花」はkenがL’Arc〜en〜Cielに加入する前に趣味の一環で制作していた楽曲で、hydeが歌メロをつけたことにより音源化されることになりました。kenの作曲力やギター、キーボードの才能はすごいですね!
アルバムジャケットデザインについて
1993年にリリースした『DUNE』のジャケットデザインについては ラルクメンバーの意向ではなく、これに決まったからと後から知らされ変更もできない状態で、メンバーがジャケットデザインに納得していなかったこともあり、tetsuの監修のもとで制作し直されました。tetsuは いつか いい機会があれば出し直したいってずっと思ってたと語っています。
「予感」について
「予感」の原型は作曲者のkenが、tetsuとL’Arc〜en〜Cielの前にバンドを組んでいた頃に作っていました。
「予感」は音楽専科社発行の音楽雑誌『SHOXX』1993年9月号の特典CDとして発表されたオムニバスアルバム『The Monster Of Shock Age』に収録されて以降、長らくL’Arc〜en〜Ciel名義のアルバムなどに収録されることはありませんでしたが、2004年4月にメジャーデビューから10年を記念して復刻盤をリリースするにあたり収録されることになりました。
tetsuは復刻盤に入れた理由について、結構前から単純に「予感」がもったいないなと思っていて「予感」を足したと語っています。