『CHRONICLE』
1999年8月11日、L’Arc~en~Ciel 初のミュージッククリップ集『CHRONICLE』がリリースされました。
リリース直後のオリコン週間DVD総合/音楽ランキングで週間首位を獲得。次の週も首位を獲得し、2週連続の首位獲得となっています。
『CHRONICLE』はアルバム『ark』『ray』のリリース直後、ライブツアー『1999 GRAND CROSS TOUR』の真っ最中にリリースされました。
収録Music Clip
- HONEY
ディレクター : 竹石渉 - 花葬
ディレクター : Higuchinsky - 浸食 〜lose control〜
ディレクター : Higuchinsky - snow drop
ディレクター : 竹石渉 - forbidden lover
ディレクター : 竹内スグル - HEAVEN’S DRIVE
ディレクター : 武藤眞志 - Pieces
ディレクター : 高田雅博 - Driver’s High
ディレクター : 竹石渉
<Extra>
TV Spot(「虹」〜「Driver’s High」,『HEART』,『ark』,『ray』)
Making of Music Clip
シングル曲のミュージッククリップを集めたアルバムは嬉しいですね!
Music Clipのつなぎは「しりとり」?
『CHRONICLE』はミュージッククリップの曲の間を「しりとり」で繋いでいます。このしりとりがすごく面白おかしく作られています。最初は「L’Arc~en~Ciel」の「る」からはじまり、いくつかの言葉や会話を繋いでしりとりをしていきます。普通のしりとりとは違い、クセのある女優(?)や俳優(?)や子供が出てきて かなりシュールなしりとりです。コメディアンのせんだみつおも出演しています。
しかも うっかり最後に「ん」が付く言葉を言ってしまうと「”ん”を管理する者」という黒ずくめの怪しい集団が現れて、この”しりとり”を終わらせないため映像に出ている人や物が強制的に排除されて、ひとつ前の言葉に戻されてしまいます。
しかし最後には「”ん”を管理する者」が撃たれてしまい、スタッフロールで「”ん”と書かれた墓」が出てくるというシュールさです。
『CHRONICLE』は当時世間で抱かれていたL’Arc〜en〜Cielの堅いイメージとは正反対のもので、これはtetsuの「カッコいいことだけやるってカッコ悪い」というコンセプトで作られました。
有名俳優起用
俳優の「風間杜夫」や「ユースケ・サンタマリア」が出演したCM映像やミュージッククリップメイキング映像が収録されています。L’Arc~en~Cielとは全くジャンルの違う、個性あふれる俳優を起用するところがラルクの面白さやシュールさですね。
『CHRONICLE』シリーズはコンセプトを変えて次々リリースされますので、今後特集していきます。