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ラルク ミュージッククリップ集『CHRONICLE 2』 クロニクル シリアスな世界感

『CHRONICLE 2』

2001年3月28日、L’Arc~en~Ciel ミュージッククリップ集『CHRONICLE 2』がリリースされました。
リリース直後のオリコン週間DVD総合/音楽ランキングで週間首位を獲得しています。
『CHRONICLE 2』はアルバム『REAL』、シングル「STAY AWAY」のリリース後、ライブツアー『TOUR 2000 REAL』の約3ヶ月後にリリースされました。

収録Music Clip

  1. LOVE FLIES
      ディレクター : 武藤眞志
  2. NEO UNIVERSE
      ディレクター : 穴見文秀
  3. finale
      ディレクター : 竹石渉
  4. STAY AWAY
      ディレクター : 上田拓
  5. Anemone
      ディレクター : ヴィンセント・ギャロ
    <Extra>
     Anemone (sub angle)
      ディレクター : Asai Toru
     TV Spot(「LOVE FLIES」〜「STAY AWAY」,『ectomorphed works』,『REAL』)
     Making of Music Clip

Music Clipの世界観

『CHRONICLE 2』は前回の『CHRONICLE』の面白さとは全く逆の シリアスな内容になっています。
映像のコンセプトは『誰もが昔想像していた21世紀の生活』です。何でも便利になったキラキラとした未来を想像しているのかと思いきや、合理的で無機質、殺風景な世界を描いています。

映像は、父親と母と娘と思われる3人がコロニーのような所で生活している場面で、文明が進んで便利な物やバーチャルなモノに支配、監視されているような雰囲気です。
家族が火星移住のCMを眺めるシーンや、未来を見ることができる機械で未来が映し出されない、世界の終末を匂わせるような内容になっています。

映像は未来を描いているにもかかわらず、古いフィルムを再生しているかのような加工処理が施されていて、楽曲のタイトルが印字された小道具が登場するシーンや登場人物が楽曲のタイトルをつぶやくシーンでミュージッククリップを繋いでいきます。

L’Arc~en~CielのCHRONICLEの世界観をぜひ覗いてみてくださいね。