L’Arc~en~Ciel インディーズ時代(略歴)
1991年 結成
L’Arc〜en〜Cielは1991年にtetsuがメンバーを集めて結成され、大阪の難波ロケッツでファーストライブを行っています。特にhydeをメンバーにしたいtetsuは hydeが出ているライブに頻繁に通い、打ち上げにも参加し、電話もかけまくるという 今ならストーカーと言われそうなくらい積極的に働きかけ、ようやく口説き落としたエピソードはとても有名です。当時のメンバーは、リーダーでベースのtetsu、ボーカルのhyde、ギターのhiro、ドラムのperoです。その当時から人気があり、ライブ会場はいつも満員だったと言われています。L’Arc~en~Cielは とあるインディーズレーベルに所属しアルバム作成に取りかかります。※現在の「tetsuya」は当初「tetsu」と名乗っていました。
1992年 hiro脱退 ken加入
しかし、レコーディング直前の1992年6月に ギターのhiroが脱退。そのため tetsuの幼なじみで バンド活動もしていたkenに声をかけました。その頃kenは大学で建築学を専攻し就職活動をしていましたが、tetsuの強い要望もありメンバー入り(tetsu グッジョブ!)。後にhydeは kenの加入について「普通の大学生で短髪、リクルートスーツで就職活動してたのにね」と言ってました。新メンバーで一度レコーディングするも、内容に納得いかなかったメンバーと所属事務所の間で折り合いがつかず、色々大変な交渉を経て、新しい事務所に所属し、再レコーディングに取りかかります。
1992年 pero脱退 1993年 sakura加入
しかし、またもやレコーディング前の1992年12月に ドラムのperoが脱退。この頃、フリードラマーとして活躍していたsakuraを tetsuが勧誘し、レコーディング直前の1993年1月に正式加入(またまた tetsu グッジョブ!)。そしてようやくレコーディングに入り、メンバーで納得いくまでアレンジを煮詰め 音源を確認してアルバム作成にじっくり取り組んだそうです。だからこそ この仕上がりなんです。
『DUNE』発売
紆余曲折ありましたが 1993年4月10日、ようやく L’Arc〜en〜Cielの記念すべきファーストアルバム『DUNE』が世に出ました。これはインディーズ時代のL’Arc〜en〜Cielが発表した唯一のアルバムとなります。DUNEとは砂丘を意味します。名付けはhydeで「砂漠って、何もない土地なのに物語がたくさん埋まっているようなイメージが個人的にはあって。このアルバムにはいろんな物語があるから、ふさわしいんじゃないかと思って」と語っていたそうです。本来、砂漠は「desert」ですが言葉の響きで あえて「DUNE」にしたそうです。これだけの思い入れのあるアルバムですから、とても素晴らしい曲ばかりです。ラルク アルバム『DUNE』にて『DUNE』の魅力をお伝えしていますので ぜひご覧ください。