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ラルク アルバム『Tierra』 メジャーデビュー初のアルバム

『Tierra』

1993年 ソニーと契約を結び、ソニーの社内レーベル キューンソニーレコード(Ki/oon Sony Records)に移籍。
1994年7月14日、L’Arc〜en〜Ciel メジャーデビュー後、初のアルバム『Tierra』が発売。7月1日に発売された メジャーデビューシングル「眠りによせて」も収録されています。発売初週の1994年7月25日付のオリコン週間アルバムチャートでは、週間7位とトップ10入り。
『Tierra』はメンバーで良い音、曲作りのために実験や試行錯誤を繰り返し、半年以上の期間をかけてレコーディングされました。
アルバム発売後のツアーについては別記事のラルク 1994年 ライブ にまとめてあります。今回は曲の紹介や感想を語りたいと思います。

収録曲について

  1. In the Air
  2. All Dead
  3. Blame
  4. Wind of Gold
  5. Blurry Eyes
  6. Inner Core
  7. 眠りによせて
  8. 風の行方
  9. 瞳に映るもの
  10. White Feathers

曲について(作詞 : 作曲、ラルねこの感想)

「In the Air」
 作詞 : hyde 作曲 : hyde
 tetsuのベースから始まり徐々に広がる音は圧巻、独特の爽快感。

「All Dead」
 作詞 : hyde 作曲 : hyde
 ピアノから始まり、kenのギターが暴れまくるような躍動感のある曲。

「Blame」
 作詞 : hyde 作曲 : tetsu
 ギターやピアノのメロディーが綺麗な曲。hydeの低音ボイスがたまらない。

「Wind of Gold」
 作詞 : hyde 作曲 : ken
 ギターが印象的なラテン風の曲調。爽やかな風を感じるような曲。

「Blurry Eyes」
 作詞 : hyde 作曲 : tetsu
 アップテンポで爽快感があり、tetsuらしい可愛らしさも含む曲調。

「Inner Core」
 作詞 : hyde 作曲 : sakura
 このアルバム唯一のsakura作曲。全体的に激しいがクセになる曲。

「眠りによせて」
 作詞 : hyde 作曲 : ken
 透明感と浮遊感が心地よく hydeの歌声が美しい。夢の中のような雰囲気の曲。

「風の行方」
 作詞 : hyde 作曲 : ken
 モロッコで撮影。異国のオリエンタルで爽やかな曲調。hydeの歌声が切ない。

「瞳に映るもの」
 作詞 : hyde 作曲 : ken
 ピアノとhydeの低音ボイスコラボ。最後の音の崩し方が最高。

「White Feathers」
 作詞 : hyde 作曲 : ken
 光と闇の中をもがきながら羽ばたき螺旋状に落ちていくような壮大なイメージの曲。

L’Arc~en~Cielの強み

ラルクの曲のほとんどはhyde作詞ですが、ラルクの特徴、強みとして、メンバーみんなが作曲できることです。『Tierra』にはhyde、tetsu、kenだけではなくsakura作曲の「Inner Core」も収録されています。
L’Arc~en~Ciel 公式YouTube から「Blurry Eyes」「眠りによせて」「風の行方」「瞳に映るもの」の music clip が視聴できます。

L’Arc~en~Cielはメジャー初のアルバム『Tierra』を 時間をかけて作り込んでいて、4人それぞれの個性や想いが曲に込められています。みんな曲調や雰囲気が違うのに、なぜかまとまっているのがラルクの強みでもあり魅力だと思います。L’Arc~en~Cielの世界観が感じられる『Tierra』をぜひ聞いてみてくださいね。